2012/11/14 監督助手として

 監督助手として参加させていただきました、俳優の山科です。

 

 僕が書けることは『Playback』で実際に何をやらせてもらったかぐらいですので、そんなことを、まさに日記的なものをざっくり書いてみようと思います。

 

 始まりは、たしか去年の5月下旬に監督の三宅さんから電話があり、 「カチンコ打つ人がいないんだよ、だから来て」そんな軽いノリでお誘いいただきました。

 僕は「は?え?は?え?」という感じで、これはヤバい!コワい!と躊躇していたのですが、ヤバいしコワいからやってみようと思い、引き受けさせてもらいました。

 演出部として現場に入るのは初めてで、カチンコも打ったことのない僕は撮影の四宮さんからカチンコを借りて、 毎日カチカチ打ちまくりつつ、小道具作り、収集。美術部的なこともやらせてもらいました。

 

 そしていよいよ6月下旬クランクイン!…クランクアップ!

 

  かなりはしょりましたが、撮影期間は自分が無力すぎ、まさにやくたたずだったわけでして、心身ともに麻痺しちゃってたものですから、どこか夢のようで儚い記憶!…それは映画の内容とリンクするのですが。

 

 撮影が終わっても現場の夢ばかり見てました(もちろん常に怒られている)。

  しかし、ホントに素晴らしいスタッフの皆さんのおかげで、何とか最後まで持ちこたえることができました。

 クランプアップ後、四宮さんにカチンコ返還のとき、涙が…

 

 その後、映画が完成し(編集に驚愕!これはヤバいと確信!)、公開が決まったものの、自分の無力さ、不甲斐なさに嘆いておりましたので、やくたたずなりに何かできることはないものかと、劇場前でチラシ配りを始めました。

 マジで観てほしいと思いを込めつつも、これは本当に意味があることなのかと思ったりしながら配っていました。

 

 でも先日、三宅さんから「アンケートに、劇場前でチラシをもらって来たというのがあったよ」と連絡があり、目頭が熱くなってしまいました。

 僕がこの映画に関わらせてもらって、正直、一番うれしかった瞬間かもしれません。

 つまり少しは役に立てたという実感です。

 

 宣伝方法もこれまた素晴らしいですし、ホントに多くの方に観ていただきたいです。

 僕は今までに5回観てますが、何回でも観れるんです。

 なので何回でも観ていただきたい!何回でも観てください!

 ホントに!宜しくお願いします!

 

 これだけ『Playback』に関わらせてもらっただけで十分幸せなことではありますが、一つ心残りなのは、やっぱり映画に出たかった、ということです。笑

 

山科