2012/10/30 40歳と20歳のラッパー

 小六の頃だったと思うが、ヒップホップという音楽を知って以来ずっときいてきた。15年たった今でも、結局毎日ヒップホップをきいている。中学の頃、当時好きだった日本人のラッパーたちに憧れながらも、頭のどこかで「この人たちはいつまでこんな格好をしているのだろう?」と思っていた。当時、中年のラッパーはいなかった。アメリカにすらほぼいなかったはずだ。彼らが正真正銘のパイオニアだった。

 

 つい数年前、彼らが40歳をこえはじめた。そしていまだに現役でラッパーでいる姿をみて、とても感動することが多い。たった15年くらいとはいえ、ひとつの歴史に立ち会った、という気がするのだ(※ちなみにサッカーもずっと追っているので、世代交代や若手の活躍、ヴェテランの引退にはいつもぐっとくる。Jリーグ創設時に小学1年生だったから、完全にサッカー世代)。

 

 彼らが40歳を越えた一方で、今は、自分と同世代あるいは年下のラッパーで、とてもかっこいいやつらがたくさんいる。それがとても楽しい。クラブにいくと、彼らはほんとにモテているし、かっこいいし、それはとにかく、いいことだ。

 

 映画館もクラブも、けっこう事情は厳しい。でも、いま現場でがつがつやっている連中がいる限り、どうにかなるだろうと思う。ヴェテランラッパーの自由さと若いラッパーたちのたくましさをいつも見習いたいな、と思っています。

 

三宅