【フォトレポート】Theater Lounge vol.3 村上淳×三宅唱×EYESCREAM

 2013年6月21日(金)、オーディトリウム渋谷にて《 Theater Lounge vol.3 村上淳 × 三宅唱 × EYESCREAM 》というイベントが開催され、三宅唱監督の処女長編『やくたたず』の特別上映とゲストに村上淳さんを迎えてのスペシャルトークが行われました。

 ウェブ上に開設された会員制のオンライン映画館「theatre tokyo」。坂本龍一さんらがキュレーターを務め、惜しくも上映機会に恵まれなかった作品やDVD化されなかった掘り出し物をピックアップ、上映するというユニークな映画館として注目を集めています。その「theatre tokyo」のラウンジイベント「Theater Lounge」vol.3に三宅唱監督がフィーチャーされました。

 この日はモエシャンのウェルカムシャンパンサービスがあるなどスペシャル感満載の夜。ホストMCにはカルチャーマガジン『EYESCREAM』編集長稲田浩さん。

 「『やくたたず』はみんな周りがいなくなっても独りで映画つくってやる、みたいな思いつめかただった」との三宅監督の告白に「きみはトム・クルーズか!」と 村上さん。「つかウィル・スミス!」と笑いを誘う無類の映画好きコンビ。三宅監督曰く「地球を守るのはトム・クルーズ、最後に生き残るのはウィル・スミス」とのことで、二人のハリウッド俳優の過去から最新作までに至る劇中の宿命についてさりげなく提示。客席から渋川清彦さんが茶々を入れるなど茶目っ気たっぷりのトークとなりました。

 そしてジーナ・ローランズ、プライベートフィルムの話題などからシークレットムービーの上映へ。作品は映像作家、柿本ケンサク監督がとある一日を追った15分ほどの作品。劇中のあれはLONDON NITEだったのでしょうか、SHOJIさんの「…俺は、ビート、好きだな。ジャームッシュの一本目みたいなの、なんだっけ『パーマネント・バケーション』か。あとな、『麻雀放浪記』。あれいいわー。…いろいろ観てさ、これおもしれ―とかさ知ってたり、ひとと話できるの、いいよな」という、まさにその一言に集約されているような、場に集っていく男達の様子を淡々と、そして嬉々と戯れるように映し出していく作品でした。

 

 柿本ケンサクさんは『theatre tokyo』の発起人の1人でもあり現在、EYESCREAM.JPにて連動企画『シアター芸術概論綱要』を連載中です。上映後に登壇し、今後の構想を語っていただくなどたいへん盛り上がりをみせた夜となりました。

 

 

 ご来場頂いた皆さま、誠にありがとうございました。